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樹木医がおしえる 木のすごい仕組み
¥2,090
著者が「みんなに伝えたい」ほど感動した木の魅力をを余すところなく紹介 木は自分で動くことができないけれども、そこにある木は置物ではありません。確かに生きている「生物」です。本書では、樹木医でインタープリターとしても活動する著者が、そんな「木」のすごい仕組みを余すところなく伝えます。自分で動くことができないからこそ、あらゆる手段を使って木は生きています。傷がつけば、人と違って損傷した部分が治癒することはないので新しい組織を付け足して傷をふさいだり補強したりしていきます。その経過はすべて年輪に刻まれるので、街路樹や公園の切り株を見るだけでもいろいろなことが想像できます。木と向き合うときに大事なのは、「なぜこうなっているのだろう?」と想像してみることです。植物たちの型にとらわれない生き方を、ぜひ著者と一緒に観察してみてください。 著者名:瀬尾一樹 ISBN:978-4-86064-789-6 判型:A5判 並製 発売日:2025年03月19日発売
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「中学の理科」が一冊でまるごとわかる
¥2,090
理科の全体像が見渡せる、大人の学びなおしに最適な一冊! 中学生の頃は理科の面白さがよくわからなかったけど、大人になったいま、気軽に楽しく学び直してみたい、そんな方に最適な一冊。中学校で習う理科は、「科学」の入り口として重要なものです。生物、化学、地学、物理はそれぞれが現代社会でも重要な役割を担う「科学」です。その基礎が体系的にまとめられている「中学の理科」を学び直すことで、社会人に必要な科学の基礎知識を改めて身につけることができます。教育大学を卒業後、中学理科の教員を11年勤め、IT企業への転職を経たのちに理科の人気サイトを運営している著者による読みやすく丁寧な解説で、「科目としての理科」というよりも「科学としての理科」をしっかり学べる入門書です。 著者名:さわにい ISBN:978-4-86064-762-9 判型:A5判 並製 発売日:2024年04月17日発売
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愛しのゴキブリ探訪記
¥1,980
ゴキブリ求めて10万キロ ゴキブリは世界に4000種以上、日本では60種以上が生息しています。黒くて素早い、家の中にいる生き物というイメージが強いかもしれませんが、ゴキブリはとても多様な生き物で、鮮やかな緑色のゴキブリもいれば、カブトムシのようにゆったりとした動きのゴキブリもいます。 虫好きが高じて昆虫館で働き、いまではゴキブリストと名乗っている著者。じつは、最初からゴキブリが好きだったわけではありません。あることがきっかけでゴキブリの概念が崩れ去り、彼らのことを何も知らないのに気づいたそうです。 「ゴキブリとはどんな生き物なのだろうか」。 ゴキブリのことを知っていくうちに、その魅力にハマり、ついには彼らを探して旅をするようになった著者。本書は、憧れのゴキブリたちを求めて日本や世界を旅し、そこで出会ったゴキブリを紹介するサイエンスエッセイです。 さぁ、ゴキブリの奥深き世界へ、一歩踏み出してみよう。 著者名:柳澤静磨 ISBN:978-4-86064-750-6 判型:四六判 並製 発売日:2024年01月24日発売
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小・中・高の理科 まるごとおさらいノート
¥2,090
愉しみながら小・中・高で習う「理科」を総ざらい! 昨年の発売から大変好評をいただいている『小・中・高の〈計算〉まるごとおさらいノート』の、今回は〈理科〉です! 小・中・高で習う理科の様々な知識を[生物][地学][化学][物理]に分類して1冊でテンポよく総ざらい。「〈フレミングの左手の法則〉って何がわかるんだっけ?」「電気の直列回路と並列回路、学生時代は苦手だったな!」というような方の学びなおしに最適。もう一度学生に戻って、理科が得意な友達のノートを借りて勉強しているような気分で、愉しみながら理科の基礎知識を身につけます。解説の簡潔さ、わかりやすさには定評のある間地先生の〈理科〉、就職試験や公務員試験等への対策にも好評です。 著者名:間地秀三 ISBN:978-4-86064-748-3 判型:A5判 並製 発売日:2023年12月18日発売
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身近な薬用植物ものしり帖
¥2,200
意外と、身近でおもしろい、薬用植物の世界 道ばたに生えているドクダミやクズ、オオバコ、ヨモギ……。 野山で見かけるホオノキやウド、アケビ……。 食べ物や化粧品などに使われているアロエやハトムギ、ウコン……。 これらは全部、薬用植物と呼ばれ、薬として用いられてきた植物です。 本書は、100種の薬用植物を取り上げ、さまざまな「おもしろいところ」「すごいところ」を紹介する一冊です。 「薬効や成分」「利用例」の話はもちろん、「どんなところに、どんな感じで生えているのか」「どんなところが観察ポイントか」といった「観察する際に役立つ知識」や「植物に対する理解が深まる知識」などを紹介するので、植物観察がさらにおもしろくなること間違いなし。 薬用植物という役に立つ植物を通して、植物に関するさまざまなことについて気軽に学べる、知的好奇心をくすぐる植物雑学集! 著者名:伊藤優 ISBN:978-4-86064-745-2 判型:四六判 並製 発売日:2023年12月27日発売
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進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる
¥2,420
進化の流れをとらえ、今ここにいる生物を理解する 身近な生きもの、なじみ深い生きものを取り上げ、それらがどのように進化してきたか、最新研究を踏まえながら紐解いていきます。 第1章は「イヌ――もっとも身近な伴侶動物の起源」「ネコ――イエネコ進化史」「ウマ・ロバ――文明に大きな影響を与えた家畜の起源」「スズメ――鳥類最大グループの多様性」といった【身近な動物たちの起源】のお話。 第2章【植物とそれに依存する生き物たち】と第3章【大繁栄する昆虫たち】では、植物や菌類、昆虫の進化や起源を紹介します。 そして、第4章【進化する進化生物学】では、進化生物学に関する興味深いさまざまな話題を語ります。 著者は、日本科学読物賞や日本進化学会賞・木村資生記念学術賞などの受賞歴がある、進化生物学者の長谷川政美先生。近著に『進化38億年の偶然と必然』(国書刊行会)や『ウイルスとは何か』(中公新書)などがあります。 生き物の家系図である「系統樹」をはじめ、図や写真をふんだんに掲載。進化にまつわる信頼できる最新情報満載の一冊です。 著者名:長谷川政美 ISBN:978-4-86064-739-1 判型:四六判 並製 発売日:2023年10月19日発売
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諸国カメムシ採集記
¥2,530
カメムシ採集人の新種をめぐる冒険 図鑑作成のためにカメムシを採集する「カメムシ採集人」である著者が、カメムシや採集の日々について語る! カメムシといえば、「くさい匂い」を出すイヤな虫というイメージがありますが、青りんごの香りを放つものがいたり、芸術品のようにきれいなものがいたりするなど、カメムシは知れば知るほど奥深い昆虫。 ひょんなことから「カメムシ採集人」になった著者が、カメムシの基本的なことを解説したうえで、さまざまなエピソードを紹介します。 変わった生態をもつカメムシの話、カメムシを求めて世界を駆け巡った話、カメムシの捕まえ方の話、捕まえてから図鑑ができるまでの話など、カメムシ採集人ならではの話題が満載。 著者名:高橋敬一 ISBN:978-4-86064-715-5 ページ数:335ページ 判型:四六判 並製 価格:定価2,530円 (本体2,300円+税10%) 発売日:2023年01月23日発売
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サボテンはすごい! 過酷な環境を生き抜く驚きのしくみ
¥2,420
ほとんどの人が知らない、サボテンの謎めいた世界 観葉植物として人気のサボテン。ほかの植物とは違う、ものすごい特徴をたくさんもっています。そんなサボテンのすごいところや不思議なところを、日本で数少ないサボテン研究者が余すことなく紹介。 「なぜトゲが生えているの?」「サボテンはなぜ砂漠で生きられるのか」「変わった形をしているのはなぜ?」「サボテンと多肉植物の違いは?」といった素朴な疑問から、「サボテンの表面にあるヒダヒダはなに?」「土に潜るサボテンがいるって本当?」「サボテンの切り口がネバネバしている理由とは?」「サボテンって食べられるの? どんな味?」といったディープな疑問まで、サボテン好きでも知らないような、サボテンの謎めいた世界を案内します。 著者名:堀部貴紀 ISBN:978-4-86064-699-8 ページ数:216ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,420円 (本体2,200円+税10%) 発売日:2022年08月27日発売
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街なか葉めくり虫さんぽ
¥2,200
世界がグンと広がる! ご近所の自然を再発見!! みなさんのご近所にもある、公園や緑道、街路樹、植え込み、花壇など。そんな小さな緑にも、たくさんの虫たちが集まります。植物を食べる虫、その虫を食べにくる虫、植物に卵を産む虫、植物を家にする虫など、植物はまさに、虫たちのワンダーランドです。 本書はまるで、著者と並んで歩きながら、虫さがしをしているかのように感じる一冊。さあ、一緒に葉っぱをめくって、虫たちの世界を覗いてみましょう。 キラキラした虫、もふもふした虫、レース編みのような虫、うさ耳をもった芋虫など……。「こんなところに、こんな虫がいたんだ!」と叫ぶこと間違いなし。ぜひ、ご近所で生物多様性を感じてください。 著者名:とよさきかんじ ISBN:978-4-86064-696-7 ページ数:228ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,200円 (本体2,000円+税10%) 発売日:2022年07月26日発売
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虫のオスとメス、見分けられますか?
¥1,760
オスとメスを見分けられれば、昆虫観察はもっと楽しくなる! 虫のオスとメス、見分けられますか? カブトムシやクワガタムシは、ツノや顎などで見分けられますが、では、タマムシやカマキリ、ナナホシテントウなどはどうでしょう?これらはよく知っている昆虫ですが、オスとメスの違いを聞かれるとちょっと迷ってしまいますよね。 本書は、身近で見られる虫を125種ほど取り上げ、オスとメスの違いを紹介します。子どもから大人まで大人気の虫や、虫好きでも違いをなかなか知らないような虫まで盛りだくさん。 さらに、見た目ではなく、行動や生態で雌雄を見分けることができる虫もいるので、昆虫観察がさらに楽しくなること間違いなし。 昆虫の世界の多様性へと運んでくれる一冊です。 著者名:森上信夫 ISBN:978-4-86064-690-5 ページ数:96ページ 判型:A5判 並製 価格:定価1,760円 (本体1,600円+税10%) 発売日:2022年05月25日発売
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図鑑を見ても名前がわからないのはなぜか?
¥2,200
どうしても名前を知りたい! 進め!同定の道 生きものの種を確定させることを「同定」といいます。「同定なんて図鑑をパラパラめくって同じのを探せばいいんでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、そんな簡単なことではありません。「似ているのが多くて同定に自信がもてない」「どうしてパッと見で同定ができないんだろう……」。生きものが好きな人のなかにもこのように思っている方はたくさんいます。 「なぜうまく同定できないのか」「どういうプロセスで同定ができるようになるのか」を真剣に考えたのが本書です。勤務先の敷地内で昆虫とクモ800種以上を同定してきた、同定大好きな著者がお届けする、図鑑と同定のことをトコトン掘り下げた一冊。 著者名:須黒達巳 ISBN:978-4-86064-676-9 ページ数:184ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,200円 (本体2,000円+税10%) 発売日:2021年12月14日発売
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教養としての東大理科の入試問題
¥2,200
ただ難しいだけではない、「深みのある問題」が味わえる! 過去60年分、約1000問の東大理科の入試問題を分析し、著者が「興味深く、ためになる」と思う、物理、化学、生物、地学の選りすぐりの47問を丁寧に解説していきます。東大受験に限らず、現在の大学受験では理科は2科目か1科目しか使わないので、受験で使用する科目以外は深く学ばずに終わってしまうのがふつうです。しかし病気と薬、天体や気象観測、原子レベルの大きさの測定など、複雑化した現代の科学技術は“物化生地”にきれいに切り分けて議論することはできません。そこで本書では、「水」「電気」「宇宙」など、大きなテーマに沿って科目の垣根を越えて問題を集め、その解き方だけでなく、教養として楽しめるように踏み込んだ解説を試みています。 著者名:竹田淳一郎 ISBN:978-4-86064-669-1 ページ数:376ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,200円 (本体2,000円+税10%) 発売日:2021年09月22日発売
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虫のぬけがら図鑑 —脱皮と成長から見る昆虫の世界
¥2,530
セミだけじゃない! この「ぬけがら」の落とし主は誰? 虫のぬけがらといえば、セミを思い浮かべる人が多いと思います。じつは、昆虫は脱皮して成長するので、セミだけでなく、すべての昆虫がぬけがらを残します。 セミのようにカチカチのぬけがらを残すものもいれば、ふにゃふにゃのぬけがらを残すものもいるし、脱皮した後にぬけがらを食べてしまうものもいます。 そんな多種多様なぬけがらを集めたのが本書です。身近な虫のぬけがら290種ほどを写真とともに紹介します。幼虫や成虫の写真や、脱皮の連続写真もあるので、虫マニアから、ぬけがらが気になる初心者まで、広く楽しめます! 著者名:安田守 ISBN:978-4-86064-660-8 ページ数:204ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,530円 (本体2,300円+税10%) 発売日:2021年07月27日発売
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昆虫学者の目のツケドコロ
¥2,090
おなじみの昆虫を、ちょっと違う視点で見てみませんか? 昆虫学者が植物の前に突っ立っている——。 昆虫学者が目の前にいる昆虫ではなく、なにか別の存在に思いを馳せている——。 昆虫学者が顕微鏡やカメラをうれしそうに覗き込んでいる——。 昆虫の研究者は、昆虫を見てどんなことを考えているのか? 研究対象に没頭するその目には、そこにいる虫だけではない、いろいろなものが映っている。誰もが知っている身近な昆虫をとおして見えてくる、虫たちのおもしろくて奥深い世界を紹介。 気づいたときには、あなたも昆虫学者になっているはず! 昆虫が気になるすべての方に送る、世界が広がる一冊。 著者名:井手竜也 ISBN:978-4-86064-657-8 ページ数:271ページ 判型:四六判 並製 価格:定価2,090円 (本体1,900円+税10%) 発売日:2021年05月26日発売
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生態学者の目のツケドコロ
¥1,760
何気ない日常や、見慣れた景色から見えてくる「生きものと環境」の話 日常生活から、里山や森などの自然まで、私たちの身のまわりを生態学的な視点で見てみると、そこには生きものと環境がお互いに影響し合っている姿が見えてきます。生態学とは、生物とそれを取り巻く環境の相互作用を考える学問分野です。生物学の一分野ですが、地質学や地理学、気象学などといった分野とも関連性が高く、総合的な学問です。世界的に関心が高まっている、生態系や外来生物、生物進化、生物多様性、環境問題といった話題について、親しみやすくやさしい文章で、生態学の考え方を紹介します。 著者名:伊勢武史 ISBN:978-4-86064-642-4 ページ数:243ページ 判型:四六判 並製 価格:定価1,760円 (本体1,600円+税10%) 発売日:2021年01月26日発売
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「環境の科学」が一冊でまるごとわかる
¥1,870
自分の頭で考え、自分の意見をもつために必要な知識を身につける 地球の環境が一時的によくなっているというニュースを目にすることがあります。人間の活動により、人間にとっての地球環境が急激に変化し続けていることは確かです。温暖化一つにしても、さまざまな見解がありますが、「環境問題」について、自分の頭で考えるためには政治や経済などに影響されない科学的な知識が必要になります。本書では、環境問題の基礎知識と歴史から始まり、人々の関心の高いさまざまな環境とその問題について、とにかくニュートラルな目線で易しく解説していきます。 著者名:齋藤勝裕 ISBN:978-4-86064-636-3 ページ数:248ページ 判型:A5判 並製 発売日:2020年11月16日発売
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カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑
¥2,200
あなたはまだ「カタツムリ」や「ナメクジ」の魅力をこれっぽっちも知らない カタツムリやナメクジなどの陸貝への愛があふれる本がここに誕生!著者は、貝類の寄生生物の研究者で、趣味で集めた陸貝コレクションは600種を超える、筋金入りの陸貝コレクターでもあります。そんな著者が、陸貝の生態から飼育方法までわかりやすく解説します。日本に生息する115種を掲載した図鑑ページは一見の価値あり。べつやくれいさん描き下ろしの、飼育体験マンガもありますよ。初心者から、貝マニアまで必見の一冊。生き物が好きな人へのプレゼントにもピッタリかも? 著者名:脇司 ISBN:978-4-86064-625-7 ページ数:159ページ 判型:A5判 並製 価格:定価2,200円 (本体2,000円+税10%) 発売日:2020年07月16日発売
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花と昆虫のしたたかで素敵な関係 受粉にまつわる生態学
¥1,980
花粉の数だけ、植物と昆虫のドラマがある! 陸上植物種の約9割は被子植物で占められています。 このように陸上での繁栄を謳歌している被子植物のうち、さらにその約9割もの種は、 受粉のための花粉の運搬(送粉)を、動物(主に昆虫)に依存しているといわれています。 なぜ、これほどまでに多くの植物種が、受粉を動物たちに頼るようになったのでしょうか。 植物が花を咲かせる目的(種子をつくる)は、どの植物種でも同じはずなのに、 なぜ植物が咲かせる花はこんなにも多様なのでしょうか。 花と、花粉を運ぶ動物たちにまつわるさまざまな話題を、最新の知見も取り入れながら、 たくさんのカラー写真とともに、わかりやすく丁寧に解説します。 Contents 1. なぜ多くの植物種が動物に受粉を依存しているのか? 2. さまざまな送粉者 3. 絶対送粉共生 4. 訪花者による花の選択——植物の多様性を支える行動 5. 騙す花、奪う訪花者 6. 送粉者を操る植物の戦略 7. 送粉系群集 8. 壊れゆく植物と送粉者の関係——実りなき秋は来るのか 著者名:石井博 ISBN:978-4-86064-610-3 ページ数:291ページ 判型:四六判 並製 価格:定価1,980円 (本体1,800円+税10%) 発売日:2020年03月11日発売
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150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか
¥1,650
創刊当時の記事を読むことで、未来につながるヒントが見えてくる ノーベル賞クラスの論文が多数掲載されてきたイギリスの科学誌『ネイチャー』が、2019年に創刊150周年を迎えます。パラダイムシフトといえるような論文が載ることもあれば、偽造や捏造を含むような論文が掲載され物議を醸すこともありました。1869年、天文学者ノーマン・ロッキャーはどのような志をもってこの雑誌を起ち上げたのでしょうか。19世紀後半とはどのような時代で、人々は何を考え、どのように科学と向き合っていたのでしょうか。その頃の日本はどのような国だったのでしょうか。創刊当時の記事を読むことで、時代の空気を感じ、現在から未来につながるヒントが見えてくるかもしれません。 著者名:瀧澤美奈子 ISBN:978-4-86064-575-5 ページ数:296ページ 判型:四六判 並製 価格:定価1,650円 (本体1,500円+税10%) 発売日:2019年07月10日発売
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身近な生き物 オス・メス「見分け方」事典
¥1,760
あの動物のオスとメスの違い、わかる? きっと誰かに説明したくなる! 身近にいるペットや、里山などの自然に暮らす野生動物、動物園や水族館で出会える外国の動物など、なじみ深い動物たち約50種のオスとメスの見分け方を紹介! 大きさや色などの見た目の違いだけではなく、行動の違いからオスとメスを見分けられることも。 ヒトとは違う繁殖や子育てのしかたには驚きの連続! パートナーをめぐる自然界の厳しさには涙! 途中で性別が変わる不思議な動物も!? イラスト満載、動物の豆知識がたくさんつまった一冊なので、読み終わるころには、きっとあなたも誰かに説明したくてウズウズするはず! 著者名:木村悦子、今泉忠明 ISBN:978-4-86064-583-0 ページ数:132ページ 判型:A5判 並製 価格:定価1,760円 (本体1,600円+税10%) 発売日:2019年06月12日発売
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「発酵」のことが一冊でまるごとわかる
¥1,650
食品としてだけでなく、産業面にまで広がる「発酵」の活躍を丁寧に解説 発酵食品にはどんなものがあるでしょうか。味噌、醤油、納豆、かつお節、漬物など、日本古来の食品はもちろん、パンやチーズ、ヨーグルト、ソーセージ、ピクルスなど、世界中に様々なものがあります。さらに、日本酒、焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーなどの酒類もみんな発酵食品です。本書では、化学者である著者が、炭水化物やタンパク質、微生物などの基礎知識から始まり、調味料、肉、魚、植物、乳製品など、それぞれの食品の発酵のしくみを易しく解説していきます。そして、農業やエネルギー、現代化学産業と発酵技術の関わりにも言及していきます。 著者名:齋藤勝裕 ISBN:978-4-86064-571-7 ページ数:224ページ 判型:A5判 並製 価格:定価1,650円 (本体1,500円+税10%) 発売日:2019年01月17日発売
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鳥類学者の目のツケドコロ
¥1,870
身近な野鳥を楽しむための「視点」を紹介! 『カラスの教科書』で人気の松原始先生が、身近な野鳥について語りつくします! スズメやツバメ、カワセミ、ヒヨドリ、ウグイス、トビ、ハヤブサなど、身近にふつうにいる鳥たちの生活や行動などに迫ります。もちろん、カラスの話題も豊富。おなじみのハシブトガラスとハシボソガラスをはじめ、ミヤマガラスやコクマルガラス、イエガラスが登場します。こんな視点で鳥を見ていたのかと驚きと納得の連続! 鳥に詳しくなくても大丈夫。ユーモアたっぷりで、鳥への愛があふれる文章が、身近な野鳥の奥深き世界に誘います! ただ鳥を眺めたり、写真に撮ったりしているだけではモッタイナイ! それだけでは見えてこない鳥たちの生活を一緒に見てみましょう! 著者名:松原 始 ISBN:978-4-86064-553-3 ページ数:360ページ 判型:四六判 並製 価格:定価1,870円 (本体1,700円+税10%) 発売日:2018年07月11日発売
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「生物」のことが一冊でまるごとわかる
¥1,650
生物にまつわる様々な話題を体系的にまとめた「大人が教養を楽しむ」一冊 学校で習う「生物」にはあまり興味を持てず、暗記科目と割り切って付き合ってきた人も少なくないと思います。しかし、じつは「生物」は、ひとたび試験のための暗記などから解放されると、わくわくするような興味深い話題に溢れた、純粋に面白いものなのです。そして何より、恐ろしいほどの可能性を秘めた分野といえます…。本書では、生命が誕生して人類が現れるところから始まり、細胞のしくみや遺伝子とDNAなど、生物学の基礎をしっかり学ぶことができます。その上で、最新のトピックにも触れ、生物学の持つ可能性も感じることができます。誰もが手に取りやすく、大きな文字で読みやすい、大人が教養を楽しめる一冊です。 著者名:大石正道 ISBN:978-4-86064-546-5 ページ数:256ページ 判型:A5判 並製 価格:定価1,650円 (本体1,500円+税10%) 発売日:2018年05月15日発売
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植物のたくらみ—香りと色の植物学
¥1,650
香りと色は植物の“武器”である! 色とりどりの植物や、さまざまな匂いを出す植物たち。植物たちはなぜ、カラフルな花をもったり、よい香りやくさい匂いを放ったりするのでしょうか。そこには動けない植物たちが編み出してきた、生きるための知恵が隠されています。花粉を運んでもらうために、昆虫の好きな匂いをつくったり、目立つ色の花をつけたりする以外にも、香りや色を使ってさまざまなことをしています。たとえば、害虫の天敵を引き寄せたり、害虫に食べられたことを周りの植物に警告したりすることも。なかには、まわりの植物の成長を阻害する香り物質をつくり出す植物もいるのです! 香りと色を切り口に、植物の進化と生態を丁寧に紹介する一冊。 著者名:有村源一郎、西原昌宏 ISBN:978-4-86064-544-1 ページ数:160ページ 判型:四六判 並製 価格:定価1,650円 (本体1,500円+税10%) 発売日:2018年04月16日発売