
1/1
「皇帝」の世界史
¥1,870 税込
COMING SOON
「皇帝」という視点から、世界史の構造を読み解く一冊。
世界が一体化する以前、それぞれの地域世界に皇帝が出現し、長らくその下で世界秩序が構築されてきました。中国の皇帝、ヨーロッパのローマ皇帝、イスラーム世界のカリフ、中央ユーラシアの大カーンが、その代表です。ですから、皇帝を軸に世界史を見ていくことで、世界史を貫く力学的な構造や原理、ダイナミズムを浮き彫りにすることができます。
本書では、世界各地の「皇帝」位の誕生と地域世界の成立を描いたうえで、それらの権威同士が接触・衝突しながらも、その理念を損なうことなく存続して世界を動かしてきた様相(=世界史)を解説しています。
皇帝は古代から現代に至るまで一貫して続く地位であって、世界と直結する存在・概念です。しかしながら、現在、上記の皇帝位は、不在・空位となってしまいました。一方で、中国やロシアの振る舞いを見る限り、それらは今もって権威を有していて、その理念が国際政治の潜在的な動因となっているようにも見えます。なぜそうなったのでしょうか。「皇帝」を視座に世界史を通観して、その理由も明らかにしていきます。
著者名:池田知正
ISBN:978-4-86064-801-5
判型:四六判 並製
価格:定価1,870円(本体1,700円+税10%)
発売日:2025年08月23日発売
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,870 税込
COMING SOON
最近チェックした商品
同じカテゴリの商品
その他の商品
CATEGORY